デリバリー給食からの給食の流れを調べてますが
横須賀市の視点が横浜にはまずありません。
★生徒の心身の健全な発達のために食育の充実を図る
★市長は市民の皆さまや市議会からご意見やご要望をいただいている
★子育て世代の負担軽減や満足度の向上
★今後子育て世代を呼び込むという点からも優先度の高い事業
これらの発想があったら横浜はもっと変われるのではないでしょうか。
また川崎の給食に向けての資料がすごいです。
これ、今までの横浜市教育委員会を見ていると横浜市教育委員会では作れないと思います💦
横浜もハマ弁や親子形式自校式の計算してきちんと出して
全国の調査も詳しく出すべきです。
唯一のハマ弁が議案に出た議事録の内容と比べると横浜、猛烈に恥ずかしいです。
そのときの会議内容はとにかくハマ弁を絶賛するものでした。
より良いものを目指す工夫やデメリット、メリットを調べて記載することが必須ですよね。
ちなみにデリバリー給食の他の自治体の様子や川崎、横須賀がどういう動きをしたのか軽く拾ったので、
きちんとまとめてはいないですが参考程度にご覧いただけたと思います。
[町田]
★町田市の中学校給食は、2005年に「弁当持参」「(デリバリー)給食」を選択できる弁当併用外注方式によって開始。当初の喫食率(利用率)は40%以上でしたが、2017年度の平均喫食率は約13.2%(クラスで1~2人)と、非常に低い結果に。
★町田市の中学校には、小学校のときのような給食がありません。
町田市の中学校では、希望者にのみ、ランチボックス(=お弁当給食、デリバリー給食)が提供されます。
しかし、内容・味・温かさに不満の声が聞かれ、さらに給食利用者がクラスで少数派のために利用しにくい…というような給食らしからぬ状況で、喫食率は2017年度は13.2%と下降の一路。
全員給食を実施していない4自治体(町田・東村山・国分寺・東久留米)の中でも、最低レベルの数字です。
一方で、東京都の自治体62のうち、58の区や市では、全員給食が実施(あるいは実施決定)されています。
(町田で動いているママたちのブログより)
[相模原]
相模原市の市立中学校は全37校ですが、そのうち30校は「選択制デリバリー方式」という方法で給食を実施しています。いわゆる事前注文式の仕出し弁当(料金前払い)のようなものです。
このデリバリー給食を利用するためには、生徒や保護者が各自注文をしなくてはいけません。
給食を希望する場合、事前にコンビニ等で給食費を入金し、パソコンやスマホ又はマークシートで給食を注文する日を選び予約をしなければなりません
デリバリー方式の喫食率は平成26年度は44.9パーセントでした。「完全給食を実施している」と聞いて、「実は半数以上は弁当を持参している」と思う方はあまりいないのではないでしょうか。
「相模原市立中学校完全給食実施方針」(相模原市教育委員会)によると、市は市立中学校においても、将来的には全員喫食の完全給食の実施を目指しているとのことですが、喫食率はデリバリー給食が実施された22年度の58.6パーセントから53.9、49.0、46.4、そして44.9と年々低下しています。
また、全員喫食を目指しているとは言うものの、学校保健課に問い合わせたところ、現状の設備では、生徒全員分の給食を用意するのは不可能だと言うのです。実際の目標は60パーセント程度のため、設備もその程度の利用数を想定したものとなっているそうです。
(相模原で動いているママたちのブログより)
[逗子]
逗子市教育委員会は、平成23年2月に「逗子市立中学校給食実施方針」を策定し、その中で、逗子市立中学校で早期にボックスランチ方式の完全給食を導入し、栄養バランスのとれた安全な給食を提供することを定めました。この方針に基づき、逗子市立中学校において、ボックスランチ方式の完全給食を平成26年度から実施します。
(逗子教育委員会HP より)
[座間]
☆利用率は28%
試行導入中の2校で、給食を利用している生徒は全体の約28%(2016年4月から9月分実績)。給食を利用する理由として「栄養バランスが良さそうだから」「家事負担の軽減のため」といった理由があげられたという。
市学校教育課は「現状、おおむね2カ月前までに申し込みを行わなくてはならず、改善を求める声も出ている。そういった声にできる範囲で応えられるよう調整を図りつつ、来年9月の全校実施を目指していきたい」と話した。
(2016.9月タウンニュースより)
[鎌倉]
★親の働き方が多様であることや、様々な事情でお弁当を持参できないこともあり、保護者からも希望する声が多く出ています。また、朝ごはんを先生が学校で食べさせているという貧困の課題も抱えています。鎌倉市では、ようやく2017年2学期からの中学校給食開始に向けて準備を始めました。お弁当のデリバリー形式で、市の栄養士が全市統一の献立を作り、9校分3000食程度を調理・配送できる業者に委託する予定です。弁当給食の利用か手作り弁当の持参かは選択制です。まず今年度と来年度で1億2400万円の予算をかけ、受入室の整備を行うことになっています。
同様の方式で先行している逗子市に伺って、試食させていただきました。10月15日の献立は、ご飯(発芽玄米)と味噌汁、さんまの梅煮・回鍋肉・野菜の辛し和えは三つ仕切りのお弁当箱に詰められ、牛乳もありました。二人の栄養士さんの仕事は、献立を立て食材の調達まで行います。食材は、高知・北海道・鹿児島など全国から産直のルートを設けているそうです。さんまは高知から直送で、夜中から煮込み、骨まで柔らかくなっていました。ワカメは地場でもらってくるとか。野菜を多く使うことや家庭で後回しになるようなメニューを率先して入れているとのことで、熱心さが伝わってきます。申し込みは、在校時一括予約と1か月単位があり、1週間前までに変更可能なシステムを作っています。1食324円です。アレルギー対応は課題で、現段階での対策は、申し込みの参考になるように注文画面に食材の情報を出しています。
逗子市の給食の利用率は73%で高い。安全でおいしい給食を提供するためには、優れた栄養士を配置することは必須です。また、調理業務委託にあたり、仕様書の中に細かく書き込むことが必要であることを確認できました。
(2015.10鎌倉元市議のブログより)
[川崎]
中学校完全給食の実施
(全校実施:平成29年12月)
<市議会の動き>
● 市議会でも幾度か取り上げられ、行政当局の見解を質してきました。また、実施を求め
る市民の方々から、「請願」や「陳情」が市議会議長宛てに提出され、その取扱いを巡り、
様々な立場から議論を行ってきました。
● 平成23年3月には、中学校完全給食の早期実現を求める決議案を、全ての会派が共同
で提出し、全議員の賛成により可決しました。川崎市議会全体の意思として決議すること
により、行政当局に実施を強く働きかけることとなりました。
中学校完全給食の開始時期について
川崎市立中学校給食の開始時期は、以下のとおりです。
試行給食開始
平成28年 1月 東橘中学校
完全給食開始
平成29年 1月 東橘中学校、犬蔵中学校、中野島中学校、はるひ野中学校
(川崎市教育委員会のHPより)
[横須賀市]
平成28年7月8日に開催した平成28年度第1回総合教育会議において市長と教育委員会で協議した結果、平成28年6月27日に教育委員会で決定した「中学校の昼食のあり方に関する基本方針及び行動計画」を踏まえ、市立全中学校で全員喫食による完全給食(主食・おかず・牛乳)を実施することを決定しました。
同会議では、教育委員会は、生徒の心身の健全な発達のために、食育の充実を図る必要があることなど、また、市長は、食育の充実に加えて、市民の皆さまや市議会からご意見やご要望をいただいており、子育て世代の負担軽減や満足度の向上、そして今後子育て世代を呼び込むという点からも優先度の高い事業であることなど、それぞれ意見を述べました。
完全給食実施の決定後、中学校の現地調査などの調査業務を調査会社への業務委託により行うとともに、市議会に設置された「中学校完全給食実施等検討特別委員会」、庁内の検討組織の「中学校完全給食推進本部」、教職員や保護者と教育委員会事務局とで構成する「中学校完全給食推進連絡協議会」などにおいて意見をいただき、実施方式などの検討を行いました。
(横須賀市教育委員会HP より)
[神奈川の給食歴史]
★県内で完全給食を実施している公立中学校数の割合は25・7%。全国では87・5%(平成26年度)と大きな開きがある。現状で実施率ワースト1位だが近年、給食導入に転ずる自治体も増えている。
★公立中学校の完全給食は、全国81.6%の学校で実現しており、首都圏では千葉が100%、東京が96%となっています。しかし、我らが神奈川は、わずか16.1%と全国ワースト2位。現在ワースト1位の大阪府では、橋下知事の肝いりで2011年度から5年間で何と246億円を補助する方針で、7.7%から一気に65%程度まではね上がる見込みです。そうなりますと、神奈川も今後おしりに火がつくことが予想されます。近年では、相模原市が導入中、逗子市も平成26年度の導入を検討しています。横浜市も検討の動きがあると文部科学省の担当者から聞いています
http://kobayashinobuyuki.com/index.php?SchoolLunch
(平成23年横須賀市議の記事)
[全国実施率]
http://geopolitics.hatenablog.com/entry/2017/09/17/100000
ワースト5
47神奈川県 25.7%
46高知県 61.7%
45兵庫県 65.1%
44滋賀県 65.7%
43大阪府 69%
★平成28年の統計では、給食実施率、小学校は99.2%、中学校は88.9%。中学校の給食実施率が低い県は、神奈川県(27.3%)、兵庫県(62.9%)、滋賀県(65.7%)、京都府(71.8%)、佐賀県(74.4%)、高知県(75.2%)など。
https://s.resemom.jp/article/2018/04/26/44281.html
★2018年6月頃ですが、独自に集計とってまとめた内容です。神奈川県の低さと、東京都の実施度の高さが衝撃です(要は町田だけってこと)#都道府県別公立中学校完全給食実施率推移
https://t.co/S99U0apPZg
★http://www.kanaloco.jp/sp/article/288414/
神奈川県の公立中学校給食実施率(学校数)は平成28年度調査で27.2%ですが、川崎市の全中学校52校で完全給食が実施されることにより平成30年度には39.5%となります。
※さらに座間市や鎌倉市の数値が上乗せされます。(給食ひろばさんのツイート)
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