勝つこと(当選)だけを目的にしない選挙。
について誤解や批判もあるので、
ちょっと説明しようかなと。
これは勝つ気がないのではないです。
そもそも、ここが間違い。
最初は選挙カーでまわることもせず事務所もなく供託金ライン2000票(実際は1600)すら危ういんじゃとも言われた選挙。
わたしは自分の選挙で
「当選したい」
「1票いれて欲しい」
「危ない状況です」
「自分に託して欲しい」
とは言いませんでした。
なぜ?
それは当選したいって自分の問題であって、
有権者にとってどうなの?って思ったから。
なにかを変えたい気持ちで選挙に出て勿論議員になれば可能性が拡がる部分があるからだけど、
「議員にならなければやらないの?」
ってことにもなりかねないから。
引っ越したいって気持ちもあったから
正直選挙後、どうするか
自分でもわからなかったので落ちても受かっても続けますと言えなかったけど、
当選したらちゃんとやれる!って保障は全くないし、市民がともにいないと、行政や議会は動かないのを知っているから、
当選するなら市民とともに!っていう思いで、媚びない選挙、
いれてもらおうとしない選挙、
そして、
選んでもらえるようになる選挙、
「選ぶのは市民!」
と思い自分が1番誠実だと思う方法で選挙をしました。
これは自分の生活を犠牲にしない選挙でもあり、
子どもたちが選挙で嫌な思いをしない、
普通に働くお母さんと変わらない状況での選挙、
そして
今まで自分が遠かった選挙がどうやったら身近に感じるかを考えた選挙でした。
選挙までの街頭での市民の皆さんとの交流、
日に日に参加が増えたカラフル、
開票所に来てくれた人たちや、
その結果を見たときのみんなの表情、
これのどこがバカにした選挙なのか、
かげでコソコソ言ってないで、
ちゃんと言いに来てね、って思います。
正直、選挙後1日だけみんなからのメッセや困ってる先生や子どもたち、保護者の声代弁出来ないのが申し訳ないって思って泣けてたりもしましたが、
駅で会った人から〇〇町の人でしょ?って地域で意外と話題になってたことや
実家の自治会でも選挙後も大盛り上がり、
園では、ちょっと学校の件でゆみちゃん見習って教育委員会電話してみる❗どこにかければいい?って聞かれたり。
市民が動けば、動くことがたくさんある。
当選するしないは勿論大事だけど
勝つっていう基準はどこなんだろうって思います。
Twitterで議員に相談したら行政が動いたってツイートがあります。
議員スゲーって。
でも議員が動いたのは動いた市民がいたから。
そして本来なら議員が声をかけたら行政が動くんじゃなく
「市民が動いたから行政が動く」
を当たり前にしていかないと
いつまでたっても、行政も議員も変わらないと思うのです。
市民が動きやすい雰囲気をもっともっとつくっていけるといいなあ。。。
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