横浜で育つかわいい子どもたちへ。今の横浜の酷い大人たちをしっかり覚えててね。

学校の課題『横浜市長の公約であった給食が始まるそうですが、それについてどう思いますか』

生徒の回答『中3なのでもうすぐ卒業するから関係ないのでハマ弁を食べなくて済む。嬉しい。

(でもこれだけ書くと成績がつかないので)ただ今までの利用率をみたら、それを全員給食にして提供するのは、

おかしいと思う』

これがとある中学生の声。
利用率から需要を考えて、何を提供するべきか、それが妥当なのかを考えるのは当たり前の視点だと思うけど、
それが今の横浜の大人たち、主に議会、横浜市教育委員会、マスコミには全くないようです。
マスコミは、山中市長当選後から、「中学校給食実現」という報道をしており、ついに給食出来るねと言ってきたお母さんが
いたので、デリ弁給食だよって伝えると「え、そういうこと?」と記事から事実は見えてないどころか
自校式給食かのように勘違いをさせられているようでした。
このような事実は知らない有権者が悪いというよりは、あえて事実を解らないように書いているマスコミの皆様にも充分
悪意や作為的なものがあると感じています。
数年前までハマ弁に批判的だった新聞社さんも今ではすっかりハマ弁、デリ弁給食の批判が全くなくなってしまいました。
新聞社さん任せにしてはいけないとは思いますが、市の広報的な内容しか報道出来ないのであればその新聞の価値を
私たちはその程度の存在なのだと改める機会なのだと思います。
中学校の給食をどうするかの話にデリ弁は大賛成ではないけど否定はしないという政治家さんもたくさん見かけます。
デリ弁を絶賛する議員さんもいっぱいいます。
給食は子どもたちが食べるものなのでいくら議員が宣伝しようが褒めようが子どもたちには関係のないことのに
「デリ弁おいしい、おいしい」と宣伝ばかりしている議員さんたちは実際に子どもたちが食べたがらないということには
一切寄り添えていないし、自分がデリ弁を宣伝することを議員の仕事ととしていることに違和感しか感じません。
山中市長も実際に毎日食べて「問題ない味」と言っていますが子どもたちが食べるものに対して市長が「問題ある味かどうか」
でデリ弁給食を語る事が、学校給食を考える上で論外な世界観だと思うのです。
足立区などの給食に力を入れている教育委員会などの資料をみれば、「おいしい給食をめざそう」
「野菜を食べられるようになろう」「月一回は地域の学校の栄養士が集まってメニューの意見交換会しています」と
子どもへ想いと食事に対する責任とやる気が伝わってくるのですが、市長が「毎日食べてる」ってドヤ顔されても、
デリ弁の良さではなく、「毎日食べろって言われてるから食べているんでしょ?」「自分が毎日食べてみろって言われる弁当を
食べたからって何?」ってことしか思わないのですが、これを違和感なく報道しているのが
今の横浜市なのでこの行政のおバカさん加減が蔓延して麻痺状態になることは明確なのではないでしょうか。
このデリ弁給食について政治家や横浜市は「無理矢理じゃないよ。選ばなくたっていいんだよ」といっていますが、これは
選択の自由ではなく、嫌がる人たちには食べさせようとしてよって言いたいだけのただの逃げ道です。
デリ弁工場をつくって子どもたちが食べなかった場合、その工場を作るための費用はみんなの税金だし、
そこにマイナスが生まれても、その責任を負わされるのは、今勝手に前向きにデリ弁給食をすすめている政治家でも
市の職員でも横浜市教育委員会でもありません。
横浜で暮らしている皆さんです。
今横浜で育ってるかわいい子どもたちは、無料でも食べない選択肢をしているデリ弁を作られた挙句、
そのマイナスまで背負わされ、子育てや生活に必要な福祉、公園や道路、教育、他は今以上に「お金がない。予算がない」
と横浜市に都合よく切り捨てられることになるでしょう。
まともな行政、議会であれば、利用率が低い時点で川崎のようにデリ弁をやめて自校式、センター式にするのでしょうが、
横浜市は「中学校給食、中学校給食うるさいから、人気がないけどそんなに言うなら全員に食べさせればいいや、
デリ弁工場を作るね」で進もうとしています。
配膳室を作ると報道がありましたがそこに何億もかける必要があるのか?
狭い学校で配膳室を作るスペースがあるのか?大規模校に配膳室を作れたところで配膳出来るのか?
だったら給食室の方が有意義なものになるのでは?そういった検討も比較も全くありません。
デリ弁でしか話が進んでいかないのです。
1月19日の横浜市教育委員会の今後の給食のあり方について、話し合いがありましたが、メニューの内容についてや
あたたかいか冷たいかどうかレベルの話で実際に子どもたちが食べたがらない現実を問題視していませんでした。
当然、デリ弁給食による食中毒(工場の規模が大きいほどリスクが大きい)、配送事故などにリスクにも全く触れられて
いません。
過去に真夏に前日の安売りのお弁当を持たせる保護者がいました。
当日のお昼には腐っている事が多々ありました。
給食の質を下げ、デリ弁でもあるだけいいじゃん、嫌なら食べるなという今の横浜の方針はこういった保護者の行動と
なんら変わりがないと思います。
保護者は様々な理由があってそれが精一杯かもしれない。
でもそれを行政がしていいことではないのです。
ハマ弁は全員が食べたいのに食べられないから利用率が低いんじゃなくて、食べたくないから利用率が低いのに
「全員分作るね」になっちゃう横浜市。
素晴らしく臨機応変に予算がある、予算がないを使い分け、横浜市の大人が揃いも揃って自分達の給料を上げたり、
花博で遊びたいけど、子どもたちにはお金はかけないよ、デリ弁いいぞーという自分勝手で傲慢な政策やお金の使い方は
ネグレクト、虐待なんだと思います。
とある記事に、4月の選挙の争点が「給食」とありましたが、争点は給食とするにはデリ弁なのか自校式なのかが
とても曖昧だし、そもそもデリ弁の批判ないまま、自校式もセンター式もうまれてこないと思います。
また儲かる、人が呼び込める詐欺の花博だったり、横浜市は何もしないコロナ問題だったり、生活に余裕ある人しか出来ない
レシ活だったり横浜は沢山の問題点があるのに「給食」という文字で市議選の争点にするのは、
カジノ白紙に近い曖昧さではないでしょうか?

中学生くらいになれば、色々見えてくるものがあると思います。
嫌なものは嫌、ダメなものはダメ、おかしいものはおかしいと言える人間に、そして今君たちのために税金を使わない、
持っている権力を子どもたちの成長に使わない、全く子ども想いじゃない横浜市の大人に騙されることなく、
育って欲しいなと思います。


こんなカラーのチラシ作る必死さをハマ弁給食ではなくもっと他で使えばいいのに、
それが出来ないのが横浜市、そして横浜市教育委員会なのでしょう。

広こし ゆみこ Official Site

カラフル教育クラブ 広こしゆみこのオフィシャルホームページ

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